作業ブルゾン襟の種類を解説!特徴を知って自分にぴったりの作業ブルゾンを選ぼう!
機能性とファッション性を兼ね備えている作業ブルゾンは、数ある作業服の中でも人気のアイテムです。そんな作業ブルゾンですが、ただ単に作業ブルゾンとは言っても襟の種類によって特徴がそれぞれ異なることを知っていますか?襟の種類は作業ブルゾンを選ぶときの重要なポイントになるので、しっかりと違いを把握しておきましょう。
作業ブルゾンの襟の重要性
作業ブルゾンを購入する時、たいていの人はサイズ感・生地・デザインなどを重視して商品を選んでいるかと思います。それらも作業ブルゾンを選ぶ際の重要なポイントですが、機能的に作業ブルゾンを着こなしたいのなら「襟」に着目して商品を選ぶと良いでしょう。
作業ブルゾンに採用されている襟にはいくつかの種類があるのですが、その襟によっては首回りが快適だったり防寒性が高かったりなど、それぞれに異なる特徴があります。襟の特徴をしっかりと把握して自分の作業環境や仕事場に合った襟を選ぶことで、普段の作業効率が格段に向上するはずです。
また、襟の種類によって周囲の人に与える印象も大きく異なります。襟とインナーの組み合わせによっては作業着であってもフォーマルな印象を放つことが出来るので、仕事に取り組む上で襟の選択はとても重要だと言えるでしょう。
これから作業ブルゾンを購入しようと考えている人は、ぜひ襟に注目して商品を選んでみてくださいね。
オーソドックスなオープンカラー
作業ブルゾンの襟の中で、最もオーソドックスなのが「オープンカラー」です。オープンカラーはその名前の通り襟元を開いていることが特徴で、見返しの上部分が外側に折り返されています。このオープンカラーの利点は首回りの締め付けが少なく、快適な着心地が得られることです。
また、襟が開いているおかげでインナーを少しのぞかせることが出来るため、ワイシャツとネクタイとの相性が良いこともオープンカラーの魅力です。実際に、このオープンカラーの作業ブルゾンをワイシャツの上から羽織って営業に出ているというビジネスマンもいるようです。
もし作業ブルゾンの購入を考えていて、フォーマルさを重視しているという人はオープンカラーの商品を選ぶと良いでしょう。もちろん、ネクタイと合わせることがない人がオープンカラーの作業ブルゾンを着てもOKです。
どのようなインナーに合わせても違和感が少ないことが、オープンカラーの作業ブルゾンの大きな特徴です。
寒さ対策にぴったりなトールカラー
作業着を選ぶときに、防寒性能を重視しているという人も多いのではないでしょうか。そんな人にぴったりなのが「トールカラー」の作業ブルゾンです。トールカラーは作業ブルゾンに採用されていることが多い襟で、ファスナーを上まで閉めきると首をすっぽりと覆うことが可能になります。
それゆえに、首元の防寒性は抜群です。寒空の下で作業するような場合にトールカラーは活躍することでしょう。ちなみにトールカラーの作業ブルゾンにはフードが付いた商品もあります。首元をしっかりと防寒出来てフードも付いているトールカラーの作業ブルゾンなら、悪天候下の作業にも対応出来そうですね。
防寒効果の高いトールカラーの作業ブルゾンですが、ファスナーを閉めていない時は少しばかり襟が立ってしまうので、首元の快適感で言えばオープンカラーの作業ブルゾンに負けてしまいます。しかし、襟が立っているおかげで見た目はすっきりとしているので、周囲からの印象は悪くありません。
作業中に接客をしなければいけないという場合にも、トールカラーの作業ブルゾンは活躍することでしょう。実際の現場では、駐車場の管理などで誘導作業にあたる人がトールカラーの作業ブルゾンを身に付けていることが多いようです。
首元の涼しさが魅力のノーカラー
夏用の作業ブルゾンに採用されていることが多いのが「ノーカラー」です。ノーカラーとはいわゆる「襟なし」のことで、ノーカラーの作業ブルゾンには襟が全く付いていません。トールカラーとは逆で、首元が涼しいことがノーカラーの作業ブルゾンの特徴になっています。
そのため、ノーカラーの作業ブルゾンは暑さ対策を考えている人に最適なアイテムだと言えるでしょう。当然ですが、完全に襟が無いので首回りがとても快適です。襟の煩わしさに悩まされているという人にも、ノーカラーはオススメです。
また、ノーカラーの作業ブルゾンの見た目ですが、襟が無いせいで他のタイプの作業ブルゾンよりはカジュアルさが増しています。
フォーマルな場には向かないかもしれませんが、カジュアルに着こなしたいという人にとってはノーカラーの作業ブルゾンはベストな選択だと言えます。
襟が邪魔にならないベースボールカラー
首回りの涼しさや快適さは欲しいけどノーカラーは落ち着かない、という人から支持されているのが「ベースボールカラー」です。これは名前にベースボール(野球)と付いているように、野球選手が着用するスタジアムジャンパーを真似して作られた襟のことです。
ベースボールカラーは襟が小さいので、ファスナーやボタンを全部閉めても首回りが苦しくなることはありません。また、襟の素材が柔らかいことが多く、首回りに不快感を感じることも少ないです。スタジアムジャンパーを模しているだけにビジュアルはスポーティーで、他の作業ブルゾンよりも格好良く着こなせることがベースボールカラーの作業ブルゾンの魅力になっています。
ラフな着こなしが出来るドッグイヤーカラー
垂れ下がった襟が犬の耳のように見えることから名付けられた「ドッグイヤーカラー」。この特徴的な襟の良いところは、ラフに着こなすことが出来る点です。垂れた襟が少しルーズな印象を放っているため、他の作業ブルゾンよりもラフに見えます。
カジュアルに作業ブルゾンを着こなしたいのなら、ドッグイヤーカラーが選択肢に入ることでしょう。ちなみにこのタイプの襟はボタンが付いていることがほとんどで、襟を立てれば首元で閉めることが出来るようになっています。
そのため、ドッグイヤーカラーの作業ブルゾンは防寒効果も期待出来ます。
働き方に合った作業ブルゾンを選ぼう!
単に作業ブルゾンとは言っても、襟の種類によって特徴が異なることがわかりました。襟は見た目にも影響を与えますが、首回りの快適さや防寒性能にも大きく関係してくるので、作業ブルゾンを選ぶ時には襟のタイプにもしっかりと着目するようにしましょう。
自分の働き方に合った襟を選ぶことで、作業の効率がぐっと上がるはずです。